今年の国連世界宇宙週間のテーマは「宇宙と持続可能性」

アストロスケールCEOの岡田光信、2022年の国連世界宇宙週間の名誉議長に就任というプレスリリースを読みました。

持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼CEO 岡田 光信、以下「アストロスケール」)は、この度、創業者兼CEOの岡田光信が、2022年の国連世界宇宙週間(World Space Week)の名誉議長に就任したことをお知らせいたします。

アストロスケールCEOの岡田光信、2022年の国連世界宇宙週間の名誉議長に就任

日本人が国連世界宇宙週間の名誉議長に就任するのがどれぐらいレアなことなのかわかりませんが、素晴らしいですね。そして何より、テーマが「宇宙と持続可能性」というのがまた……私が今まさに調べたり考えていることそのものではないですか笑。というのはさておき、岡田氏のコメントで気になったのが以下のくだり:

本年のテーマは二つの理由から重要です。 一つは、宇宙関連技術が2030年までに国連の持続可能な開発目標(SDGs)を達成する上で重要な役割を果たすこと。もう一つは、衛星運用者にとって、軌道上でのニアミス発生がコスト増加となり、宇宙機の衝突という現実味を帯びたリスクが、急成長する宇宙経済の可能性を脅かしていることです。

アストロスケールCEOの岡田光信、2022年の国連世界宇宙週間の名誉議長に就任

宇宙開発がSDGsにとって重要というのは私も同感なのですけど、それが一般的に認知されているか、生活者も同じ理解で宇宙開発に賛同しているかというのは、ずっと疑問に思っています。その流れで実はつい先日、生活者を対象にした250サンプルほどのアンケート調査を実施しました。分析はこれからですが、宇宙開発と社会課題とが生活者の中でどれだけリンクできているか(いないか)、このサイトでも紹介していければと思っています。