カーボンニュートラルな宇宙旅行

カーボンニュートラルな宇宙旅行ができる!?宇宙船「Spaceship Neptune」に期待 | TABI LABOという記事を、見出しに釣られて?読みました。

アメリカ・フロリダ州を拠点とする民間宇宙開発企業「Space Perspective」が、旅行中はカーボンニュートラルを実現できる宇宙船「Spaceship Neptune」のカプセルデザインを発表した。

カーボンニュートラルな宇宙旅行ができる!?宇宙船「Spaceship Neptune」に期待 | TABI LABO

なんかどこかで見たことのあるようなカプセルのデザイン……まぁでも気球で宇宙まで上がっていくタイプだと、だいたいどこの会社もこのような外観の船体になるかもしれませんね。

さて、どうやってカーボンニュートラルを実現するのかに関しては、今回のカプセルデザイン発表では明かされていない。環境面に関しては今後に期待するほかない。

カーボンニュートラルな宇宙旅行ができる!?宇宙船「Spaceship Neptune」に期待 | TABI LABO

お、おう……という感じで、若干肩透かしを食らった感じですけど、何がどうカーボンニュートラルなのかが説明されなければ、ともすると脱炭素ウォッシュとかSDGsウォッシュとの誹りを免れないのではと心配になります。元ネタはPress Release: Space Perspective Unveils Patented Capsule Designで、ざっと見ましたけど、すごくさらっと

As the only carbon neutral way to space, Space Perspective continues its pursuit of proprietary space travel innovation.

Press Release: Space Perspective Unveils Patented Capsule Design

としか(プレスリリースの中では)触れられていません。Space Perspective社を率いる一人、Jane Poynter氏の経歴には以下のような説明があり、脱炭素とか環境保全といった方面には相当明るいのだろうとは思いますが。

The focus on taking care of the world we live in is nothing new to Poynter: over the years, she has led ground-breaking environmental projects for the United Nations and the International Space Station, including the development of the first carbon sequestration model of a mangrove forest that could be used to calculate carbon credits to provide additional income to the community.

Press Release: Space Perspective Unveils Patented Capsule Design